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配電線工事

お客さまに安定した電気をお届けするため
確かな施工と高度な技術で活躍

中国電力グループ企業の一員として、昼夜・天候を問わず架空・地中配電線設備の新設工事や電柱の建替え工事などを行っており、確かな施工と高度な技術で、お客さまに安定した電気をお届けしています。自然災害(台風・大雨・降雪・地震等)発生時には、いち早く現場に駆けつけ、 ライフラインの早期復旧にあたっています。

架空配電線工事

私たちが担当する架空配電線工事は、中国電力㈱グループ企業の一員として、安定した電気の供給工事のため、昼夜とわず配電設備の新設工事や電柱の建替え・柱上変圧器等の吊替え工事を行うとともに、自然災害(台風・雪害・落雷等)が発生した場合においても早急な復旧工事に努めています。
また、工事で使用する機材の開発にも力をいれておりますので、紹介します。

地中配電線工事

近年の「景観・観光」「安全・快適」「防災」「情報通信ネットワークの信頼性向上」を目的とした無電柱化推進に伴い、市街地における地中配電線路や、電線共同溝での地中管路工事および地中ケーブル敷設工事において、当社の施工技術を生かして地域の環境づくりに努めています。

機材・工具類

サードアーム

高圧間接活線作業は、間接的に高圧充電電路を取扱うことから、日々の安全作業に多大に貢献しています。しかし、間接的に取扱うことは容易ではなく、現状として多くの労力と時間を費やしています。本製品は、高圧間接活線作業を補助するために開発した工具であり、手動で動作し、油圧・電気等の動力源を必要としないため、絶縁操作棒を固定すれば使用可能です。
また、スライドレール構造と多関節アーム部の併用により広範囲で作業ができ、ワンタッチレバー制御により操作が容易にできます。広範囲の作業と容易な操作性は様々な方向からの補助を可能とし、作業者の「第3の腕」としてより安全で高度な高圧間接活線作業を実現させます。

サードアーム紹介動画はこちら

携帯ウインチ(充電ドライバー駆動)(直下回避携帯ウインチ)〔共同開発:㈱永木精機〕

車両の使用できない現場での重量物の吊上げには携帯ウインチを使用していますが、現在、使用中の携帯ウインチが生産中止となったこと、現行品では電柱直下でのウインチの巻き取り作業になるため危険を伴い、また作業者への負担も大きい作業でした。
そのため㈱永木精機との共同開発で、電柱直下作業を回避するためウインチ本体にウインチ操作棒を取付け、その端末部から電動(充電ドライバー)・手動により操作できる小型で運搬・取付が容易に出来る携帯ウインチを開発・導入しています。

  • 平成26年度 第59回澁澤賞受賞 日本電気協会
  • 平成24年度 第64回中国地方電気関係業務 発明考案等功績表彰受賞 中国電気協会

ホットスティック・多機能型間接活線工具〔共同開発:㈱永木精機〕

従来の高圧活線作業は、作業者が高圧ゴム手袋等の保護具を着用して高圧充電部に近接して行うが、設備の不備や作業者のスキルにより感電等の危険がありました。
一方で、間接活線工法は、従来「手」で直接行っていた電線の把持、切断・接続、絶縁処理等の工程をそれぞれ専用のホットスティックで行うため、「作業の工程毎にそれに応じた専用のホットスティックに持ち替えなければならない」等、作業性・効率が極めて悪いという欠点を有しており、この問題を解決するため、使用するホットスティックを「可能な限り少なくする」ことを開発目標に定め、これまではホットスティックと一体の先端工具を全て着脱式とするため「着脱が容易なワンタッチ構造に改良」、接続作業で使用する油圧操作棒を一般作業で使用する圧縮工具と兼用できるよう「油圧ヘッド支持具を開発」、テープ巻きによる絶縁処理、電線被覆の剥取り、バイントの巻付けを一つの工具で行える「多機能型先端工具の開発」等を行い、ホットスティック本数を7種類以上から3種類まで削減した仕様を開発・導入して作業者の負担軽減、安全性の向上に貢献しています。

  • 平成25年度 第58回澁澤賞受賞 日本電気協会

絶縁カバー共用取付治具〔共同開発:大東電材㈱〕

これまで、間接活線工法での絶縁電線補修カバー(間接用)の取付は、ほとんどが2名の作業者の共同作業で行われており、作業環境が厳しい場所において高所作業車のバケットアプローチがままならず、2人作業が困難な場合があり、作業者1人で絶縁電線補修カバー(間接用)の取付作業を行わざるを得ず負担が大きく、取付に労力と時間がかかり、作業効率が悪いことから、安全かつ正確に、1人で短時間に絶縁電線補修カバー(間接用)の取付作業が出来る、絶縁カバー共用取付治具を開発・導入しています。

  • 平成24年度 第57回澁澤賞受賞 日本電気協会
  • 平成22年度 第61回中国地方電気関係業務 発明考案等功績表彰受賞 中国電気協会

縁線離隔器〔共同開発:日本安全産業㈱〕

従来、間接活線工法において高圧配電線の縁線切離し解放後、両端に端末キャップを取付け、電線 相互を押し上げ等により縁線の離隔を確保していました。 離隔を要する時間および地絡・線間短絡事故防止のため、既存する電線径限定の縁線離隔器を改良し、電線径25mm2~200mm2までに対応する縁線離隔器を日本安全産業㈱と共同開発し、導入しています。

  • 平成22年度 第55回澁澤賞受賞 日本電気協会
  • 平成17年度 第56回中国地方電気関係業務 発明考案等功績表彰受賞 中国電気協会

電線カバー挿入機〔共同開発:大電㈱〕

絶縁防護管(電線カバー)の取付け・取外し作業において、従来は作業者が保護具を着用して、高圧充電部に近接するとともに、人力で行わなくてはならない危険で過酷な作業のひとつであったことから、作業者の疲労軽減と作業効率の向上を目的として、電線カバー挿入機を開発・導入しています。

  • 平成15年度 第48回澁澤賞受賞 日本電気協会
  • 平成15年度 第54回中国地方電気関係業務 発明考案等功績表彰受賞 中国電気協会

活線警報器(電気帽内蔵型)〔共同開発:㈱谷沢製作所〕

高圧充電部に誤接近した時に、自動的に警報を発して作業者へ注意喚起する、ヘルメット内蔵型の「活線警報器」を開発しました。これは、従来の警報器の検出原理である静電界検出ではなく、電磁界を検出することにより距離精度を大幅に向上させ、さらに電極を箱型形状にすることで方向による誤差も 抑えたものです。配電線作業従事者全員へ配備しています。

  • 平成14年度 第47回澁澤賞受賞 日本電気協会
  • 平成12年度 第51回中国地方電気関係業務 発明考案等功績表彰受賞 中国電気協会

お問い合わせ先

電力本部 配電部TEL:082-233-9040FAX:082-233-5106