part1: 入社の理由
生活インフラを支える仕事に従事したい!
手厚い研修制度で文系出身でも安心
学生時代に起こった西日本大豪雨。隣接区の大きな被害に自分も何かしたいと思い、復興ボランティアに参加しました。瓦礫や土砂の撤去作業などを行う中で、改めて生活インフラの重要性を実感しました。中電工を選んだのは、そんな人々の生活に不可欠なインフラを供給している点、災害時に復旧作業・復興支援を行っているという点に魅力を感じたからです。また元々体を動かすことが好きだったので、現場で仕事ができるのもいいなと思いました。私は文系出身で専門的な知識がない状態だったので、入社後の約半年にも及ぶ新入社員研修の制度にもひかれましたね。手厚い研修で着実に知識をつけられたと感じました。
part2: 現在の仕事とやりがい
電気を送る=地域の経済基盤を支える
実感できるからやりがいも大きい
私は地中線工事の施工管理を担当しています。地中線とは、電力供給のためのケーブルを地中に埋設する工事のことで、大規模災害時は架空線(電柱などによって空中に張り巡らされている線)に比べ、災害に強く、2次災害の抑制もできます。
今年から現場代理人になり、原価管理・工程管理・品質管理・安全管理・現場管理などすべて、現場のトップとして行う立場になりました。複数の協力会社と連携しながら仕事を行うので、スケジュール管理を徹底して効率的に現場を進められるよう心掛けています。
仕事のクオリティを支えるのは準備が8割を占めると教えられており、オリジナルの管理表を作成して漏れがないように確認しています。
入社直後と比べると、現場のデジタル化が大きく進んだと感じます。業務用タブレットを使用して作業の撮影や点検結果を送信することで、効率的に業務に取り組める環境になっています。中電工はそういった最新技術の導入や活用の動きも早いですね。
工事を完了し、お客さまから感謝の言葉をいただくと、社会貢献できていると実感します。自分たちの仕事は、地域社会や経済の基盤を支える重要な役割を担っているんだとやりがいを感じますよ。日常生活に直結しているため、現場が終わるたびに強い達成感を得ることができる仕事です。
part3: 印象に残っているエピソード
最後まで気を緩めず確認することが大事
初めて担当した現場は思い出の地
研修で得た知識や資格、現場での経験を積み上げることで、文系出身でも差を感じることなく、成長できていると思います。もちろん、現場でのヒヤリハットも何度も経験しましたが(苦笑)、常に電気の危険性を忘れず、慎重に作業することが事故防止につながっています。例えば工事を行う際、管を埋設する管路工事と電気工事があるのですが、管路工事は深い位置まで地面を掘るため、きちんと土留めの板を立てなければ土が崩れて作業者が埋まってしまう危険があります。一方、電気工事は高圧と低圧があり、低圧は停電させずに作業するため保護用具のチェックなど安全確認が必須です。一度ある現場で通っていないはずの線に電気が通っていることが、最終の検電で判明したことがありました。最後まで気を緩めず、きっちりと確認作業を行うこと、それを常に周囲と共有することが大切だと学びましたね。
印象に残っている現場は、やはり現場代理人として初めて自分が担当した現場です。ちょうど学生時代に生活していた地域で、一から自分で現場管理をしたので、作業が完了したときには大きな達成感を感じました。自分の携わった現場が地図に残っていると誇りに思いますし、そこがこの仕事の醍醐味なのではないでしょうか。