part1: 入社の理由
サポート体制や人間関係の良さ
話を聞いて働く自分がイメージできた
就職活動を始めた当初は地域や業界を特に絞らず、東京や大阪などにも足を運び、さまざまな企業の説明会に参加しました。その中でやはり、慣れ親しんだ地元広島に本社がある会社で社会貢献したい、という気持ちが強くなりました。知人から中電工のことを知り、人々の生活に欠かせない建設・設備業界の安定性にもひかれて興味を持ったところ、入社1年目の事務系社員の方にお話を聞く機会をいただきました。若年層社員に対するサポート体制や人間関係の良さについて伺い、自身が仕事をする姿がイメージできたこと、また成長できる環境があることに魅力を感じて入社を決めました。
part2: 現在の仕事とやりがい
社内ルールや会計知識を活用し
現場を支える縁の下の力持ち
入社後は山口県の支社配属となり、工事などに使用する車両管理などの総務業務、社員の勤怠管理などの労務業務、日々の現預金出納などの経理業務と幅広く従事しました。入社6年目で本店経理部に異動になり、現在は決算業務を行う課に所属して主に当社の決算書を作成する業務を行っています。社内ルールはもちろん、会計に関する深い知識が必要になり苦労することもありますが、支社で経験した基礎となる経理業務の知識が役立っていると感じます。会計処理などに関する問い合わせも多くあるので、社内ルールや会計知識などを生かして丁寧に説明することを心掛けています。また最近では、業務効率化を目指して経理・財務DX業務などにも携わっています。
事務系社員の仕事は間接的な仕事が主なので、建物のようにわかりやすく目に見える形で残るわけではありません。しかし技術系社員が現場施工に注力できるようサポートする役割は、会社全体を支える縁の下の力持ちだと感じることができ、やりがいを感じます。さらに決算業務においては、一つひとつの会計仕訳の積み重ねが財政状況や経営成績を表すことになるので、まとめ上げた決算情報が世の中に開示された際には非常に達成感を感じることができます。
part3: 印象に残っているエピソード
欠かせないコミュニケーション
本音で議論できる風土がある
本店経理部に在籍して2年目に、経理・財務DX業務の一環として「承認の電子化(従来会計システムから紙出力・回付していた仕訳入力票と経理に関する決算帳票の一部を電子申請・承認化する)」というタスクを任されました。同期と二人で担当しましたが、支社や営業所では経験したことのない「会社のルールをつくる」タスクであり、システムを選定してから運用開始までの期間が限られている中で右往左往しました。知っている先輩に個別で意見を伺ったりもしました。支社に勤務していたときの「会社のルールを守る」側としての経験も生かしてエンドユーザーが使いやすいような仕様を目指し、上司や情報システム部を交えてひたすら検討を重ねました。運用開始に至った際には、たくさんの方からねぎらいの言葉をいただき、とてもうれしかったのを覚えています。
経理部門はただ数字を眺めているだけでなく、想像以上に他部門との連携やコミュニケーションが必要な仕事です。仕事を進める上で自分の意見を先輩社員や上司にぶつけることもありますが、みなさん真摯に対応してくださり、お互い本音で議論することができます。そのような風通しの良さは当社の魅力の一つです。