経営方針
このページを印刷会社概要
社是
- 偽りなき真実の心、正直にしてわだかまりなき心、純粋な心、私心なき心
企業理念
私たちは
技術と品質と誇りをもって
社会の発展を支え続けます
行動指針
- 安全確保を最優先に行動します。
- お互いの人格と個性を尊重します。
- 成長を目指し、変革に挑戦し続けます。
- ルールを守り、良識をもって行動します。
資本政策の基本的な方針
当社は、通常の運転資金と突発的なリスクへの対応を考慮したうえで、持続的な成長のための投資に内部資金を活用するとともに、業績や経営環境等を総合的に勘案し、株主還元を充実していくことにより、中長期的な企業価値の向上を目指す。
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- 持続的な成長のための投資
- 事業の拡大、人材育成・研究開発強化等、将来の成長に繋がる投資に内部資金を有効活用する。
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- 株主還元の充実
- 業績等を踏まえつつ、持続的・安定的な配当を行う。
また、経営環境等を総合的に勘案したうえで、必要に応じて自己株式取得を実施する。
中期経営計画2024〔2021~2024年度〕
中期経営計画2024は、創立80周年の節目となる2024年度をターゲットに、更なる成長に向けた4か年の計画とし、前中期経営計画の振り返りや事業環境の動向を踏まえて、策定しました。
中期経営計画のテーマを共有し、当社グループ一体となって諸施策にチャレンジし、業績目標の達成と企業価値の向上を図り、中電工グループ2030ビジョンの実現に繋げてまいります。
テーマ
(中期経営計画2024テーマ)
今後の事業環境は、受注競争の激化等に加えコロナ禍の影響など不透明な状況にありますが、当社グループが引き続き成長を続けていくためには、これまで以上に環境変化に迅速に対応して変革を進めることが不可欠であり、引き続き「変革と成長」をテーマとし、2つのサブテーマを設定しております。
(サブテーマ)
- 1つ目は、「営業・施工体制の強化と利益の拡大」とし、前中期経営計画で成果をあげてきている中国地域の基盤強化、都市圏の体制強化・事業拡大に引き続き取り組み、厳しい環境にあっても利益を確保・拡大できる体制の強化・競争力強化を図ります。
- 2つ目は、「DXと脱炭素化の推進」とし、競争力強化や働き方改革に対応するため、デジタルトランスフォーメーション(DX)による生産性向上を推進します。 また、SDGs、カーボンニュートラルへの動向に対応して、自社の脱炭素化とともに、自家消費型太陽光PPA事業など、お客さまへの脱炭素化支援事業を推進します。
これらのテーマを当社グループ全員で共有するとともに、安全とコンプライアンスを最優先として、次の諸施策に取り組んでまいります。
企業運営の基盤
「安全・衛生活動方針」および「コンプライアンス方針」に基づき、安全とコンプライアンスを最優先とした企業活動を推進する。
- 安全最優先の徹底および実践と健康管理の推進
- コンプライアンスの徹底による意識改革の定着
- 働き方改革の強力な推進による時間外労働上限規制の確実な遵守
主要施策
前中期経営計画の施策の見直しや強化とともに、新たな施策を織り込んで策定した、次の5つの主要施策に取り組んでまいります。
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- 受注の拡大・施工体制の強化 中国地域におけるシェア拡大、首都圏での高水準の受注の維持、関西・中部地区の受注拡大に取り組み、受注時利益を確保する。また、設計力・提案力の強化・向上を図るとともに、協力会社とのパートナーシップ強化による施工体制の強化に取り組む。
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○営業力の強化
○実績データの分析やBIM等を活用した設計力の強化・向上
○施工体制の強化・拡充
○グループ企業との連携強化
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- 利益の確保・拡大と競争力強化 現場管理の強化による施工の効率化、全社・グルーブをあげたコスト低減、DXの推進による生産性向上等、利益の確保・拡大と競争力強化を図る。
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○工事の平準化やフロントローディング等による施工の効率化
○全社およびグループ企業と連携したコスト低減
○デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進による生産性向上
○利益の拡大と利益低下の未然防止
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- 人材の確保・育成の強化 これまでの発展を支えてきたのは継続的な人材の確保と育成であり、引き続きグループ全体で、人材の確保・育成に取り組むとともに、働きがいのある職場の形成により社員のエンゲージメントを高める。
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○施工管理の強化等に向けた人材育成
○グループ全体での技術・技能者の確保
○働きがいのある職場の形成
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- 品質の向上 当社の事業は、お客さまの信頼があってはじめて成り立つことを常に認識し、工事の全てのプロセスでお客さまのニーズ・期待を満たす品質の確保に確実に取り組む。
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○電力安定供給への確実な貢献
○お客さま満足度の向上
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- 成長投資(M&A・出資等)による事業拡大 グループ全体で、施工体制強化等に向けたM&Aに取り組む。また、カーボンニュートラルに向け、自社の脱炭素化とともに、脱炭素化支援として環境関連ビジネスを推進、再エネ等への投資を行う。
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○施工体制の強化等に向けたM&Aの推進
○技術研究開発の推進
○自社の脱炭素化
○脱炭素化支援として環境関連ビジネスの推進
数値目標(連結)
- 【2024年度(連結)】
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- 持続的な成長のための投資
- 事業の拡大や人材の確保・育成等、持続的成長に向け、400億円規模の投資を実施する。 ○コアおよびコア周辺事業等のM&A
○人材育成・働き方改革
○自社の脱炭素化
・自社社屋への自家消費型太陽光発電の設置、ZEB化、省エネ設備の導入等
○脱炭素化支援として環境関連ビジネスの推進
・自家消費型太陽光PPA事業、ESCO等の省エネ提案
・再エネへの投資
○将来有望事業等への投資
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- 株主還元
- ○持続的・安定的な配当を行うことを重視し、DOE(連結株主資本配当率)2.7%を目処に配当を行う。
○経営環境等を総合的に勘案したうえで、必要に応じて自己株式取得を実施する。
売上高 | 2,100億円 |
営業利益(売上高営業利益率) | 125億円(6.0%) |
資本政策の具体策
資本政策として、成長投資および株主還元を以下のとおり実施する。
■プレス発表資料
中電工グループ 2030ビジョン
近年、社会情勢や事業環境が急速に変化しており、先行きも不透明な状況にあります。こうした中にあっても、当社グループが引き続き成長していくためには、変化に対応して変革に挑戦し続けることが不可欠であり、また、グループとして持続的な成長を遂げることが持続可能な社会の実現に貢献すること、そして、これを実践していくのは人と技術・品質であることをグループ全体で共有し、取り組みを強化していく必要があります。
こうした観点から、改めて「変革と成長」をテーマとする2030年に向けた長期ビジョンを策定しました。このビジョンの実現にグループ一体となって取り組み、すべてのステークホルダーからより高い信頼と評価をいただけるよう、企業価値の向上に努めてまいります。
テーマ
「変革と成長」~持続的な成長に向けて~
目指すグループ像
持続的な成長を遂げるとともに、持続可能な社会の実現に貢献
働くすべての人が、誇りと歓びを持って、変革にチャレンジ6>
高い技術と品質で社会の多様なニーズに応えていく
2030年度目標
○連結業績 売上高:2,500億円 営業利益:170億円(6.8%) ROE:5.0%以上
○カーボンニュートラルに向けたCO2排出量の削減:46%以上(2013年度当社比)